《讃歌》ライブ版の演奏

Anthem for alto saxophone and soundtrack will be performed again in Hiroshima on 7 August, by Kazuya Kato, the exhibition concert on the theme of the atomic bomb.

《讃歌》(2022)が下記のイベントで再演されるとのこと。
(追記:8月7日です。)

8月の広島。イベント自体が原爆をテーマにしています。毎年この時期になると、人類が意識的に考えなければならないことです。

《讃歌》は私の作品では珍しく、政治的イデオロギーを意識的に盛り込んだ作品です。2022年に広島で加藤和也さんによって初演されています。重音奏法を流し続けるサックスに録音された「国歌」が被さってその都度中断される。一見変な曲です。原爆とは直接関係ありませんが、通底する問題意識は近いと思っているので、こういう場でこそ演奏してほしかったのが実現することになり、大変嬉しいです。

この曲は派生作品として翌年映像版を制作していて、これは今年の個展で初めて公に公開予定です。

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