[境界概念]作品について③《太平洋》
なんともおおらかな雰囲気が漂うタイトルですが、4分音とややこしい単位のリズムが入り乱れる速い曲なので、演奏者はおそらく必死です。 今回演奏されるのは、元々クラリネットとユーフォニアムの作品をヴィオラと...
なんともおおらかな雰囲気が漂うタイトルですが、4分音とややこしい単位のリズムが入り乱れる速い曲なので、演奏者はおそらく必死です。 今回演奏されるのは、元々クラリネットとユーフォニアムの作品をヴィオラと...
11月6日の個展「境界概念」のテーマは「四分音衝突」です(CD『輪郭主義』と基本的に同じです)。10数年しつこくやって来たことですが、とにかく4分音が衝突したときに歪んだ音が個人的には心地よくやみつき...
11月6日の個展に向けて、演奏・上演される作品について書いていこうと思います。 先日の8月7日、加藤和也さんによって広島で再演された《讃歌》(2022)はアルトサックスとサウンドトラックのための作品で...
Anthem for alto saxophone and soundtrack will be performed again in Hiroshima on 7 August, by Kazuya...
数年前に、中世日本の「聖界」と「俗界」が出会う場所としての「辺界」をテーマに、《境界》というタイトルの曲を書いたことがありますが、それ以来「境界」が『輪郭主義』シリーズ以降の自分の作品のコンセプトなの...
The first proper solo string piece for me in effect, called Dance of the Threshold, will be premiere...
山本のみの個展を11月6日に都内で開催します。 3年前に神奈川県民ホールの「C×C」で武満徹と組み合わせた半個展みたいなものを企画していただいたことはありますが、山本作品のみによるプログラムの個展は、...
ニコロ・パガニーニの《24のカプリス》はヴァイオリン・ソロの作品集として非常に、極めて有名かつ重要な作品ですが、その中からユーフォニアム用に編曲したものがいまのところ3曲あります。そのうち「第17番」...