現音作曲家レクチャーシリーズで語ります

久しぶりの投稿はコンサートではなくてレクチャーのご案内です。

私が理事を務める日本現代音楽協会では毎年会員による「レクチャーシリーズ」を開催しているのですが、そこでお話しさせていただく事になりました

「自作について語る」機会というのは、これまでも国内外のいくつかの大学に呼ばれて行うことはありましたが、考えてみると(今回の会場は洗足学園大学ですが)不特定の方を対象にお話しすることはあまりありませんでした。私の作曲上の考え、たとえば「曖昧」というキーワードが重要で、それを元に作曲している、といったようなことは、このサイトはもちろんですが他にはコンサートのプログラムノートなどでよく書いているので、それなりに発信はしているつもりでした。今回はここ15年ほど私が作曲資源としての4分音を積極的に利用している背景などを中心にお話しさせていただこうと、ただいま準備を始めたところです。

この手の「自作を語る」ような作曲家のレクチャーは、結局のところ半分は自分語りみたいなものなので、それを興味深く感じてもらえるような紹介ができる自身はまったくないのですが、お時間のある方には足をお運びいただければと思います。主に想定される対象者としては、チラシによると「作曲を学んでいる、現代曲の演奏に積極的に取り組んでいる学生、若い世代の作曲家や演奏家」ということですが、若い世代におっさんが自分語りするというのは最悪のシチュエーションなので、はい、その点は気をつけたいと思います。もちろん若い方に限らず、そして作曲や演奏を専門としない方にも興味を持っていただけると嬉しいです。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA