《失われたテキストを求めてIII》が再演されます

演奏|Performance

À la recherche du texte perdu IV will be performed by Ryuta Nishikawa (cond.) and Vox Humana at Small Hall, Tokyo Bunka Kaikan (Tokyo) on March 4th, 2018.

昨年12月に女声アンサンブルのための《失われたテキストを求めてIV》が初演されました。このシリーズでは作曲者、つまり私は楽譜だけを提供し、歌われる言葉(テキスト)は演奏者がその都度どこかから探してきて当てはめていくというものです。

この3作目である《失われたテキストを求めてIII》が久しぶりに演奏されます。編成は8名の混声アンサンブルです。この曲の大きな特徴は、うち4名が全て4分音で歌い、しかも随時他の4人と音をぶつけ合うというものです。声楽ですから相当なソルフェージュ力が必要ですが、初演時にヴォクスマーナの皆さんは見事に実現してくださいました。今回の再演も同じメンバーです(それ以外の団体では演奏出来ないでしょう)。

私と田中吉史さんの作品以外は全て初演なので、その意味でも楽しみなコンサートです。


ヴォクスマーナ第39回定期演奏会
2018年3月4日(日)14:30 東京文化会館小ホール

【プログラム】
北爪道夫(b.1948)/ 手まりうた(委嘱新作・初演)
小出稚子(b.1982)/ the smoke of kreteks(委嘱新作・初演)
田中吉史(b.1968)/ 気象情報の形式による六重唱曲(2012委嘱作品・再演)
山本裕之(b.1967)/ 失われたテキストを求めてⅢ(2014委嘱作品・再演)
伊左治直(b.1968)/ 夢のための銘文(アンコールピース15委嘱新作・初演) 詩:アンリ・ルソー 訳:伊左治直