ユーフォニアムとオーケストラのための作品(延期)
既にセントラル愛知交響楽団から正式なアナウンスがありましたが、新型コロナウイルスの影響によりこの公演は10月31日(土)に延期になりました。
ユーフォニアムの作品は編曲を含めてこれまでいくつか書いてきましたが、ユーフォニアムとオーケストラ作品を書く機会をいただきました。今年の5月22日にセントラル愛知交響楽団の定期演奏会で、角田鋼亮さんの指揮、小寺香奈さんのユーフォニアムによって初演されます。昨年夏から今年の1月末日まで、作曲的にはほぼこの曲でかかりきりでした。
少し種明かしをすると、ユーフォニアムはもちろんのこと、オーケストラ内のいくつかの楽器も四分音を鳴らします。そうするとひとつの楽器(あるいはパート)に対して記譜と実音の2段の五線が必要になるため、実際はそれほど大きくない2管編成であるにもかかわらず結構まともな大きさの(そしてややこしい)スコアを書くことになりました。
そして、おそらくですが、私の知る限り、いわゆるコンテンポラリーのカテゴリーにおいて「ユーフォニアムとオーケストラの曲」というのは世界初ではないかと思っています。
公演はまだしばらく先ですがとりあえず情報第一弾ということで。この曲についてはまた折を見て書きます。