《失われたテキストを求めてIV》が初演されます

À la recherche du texte perdu IV for female choir will be performed by Ryuta Nishikawa (cond) and Akatsuki (female cho.) at JT Art Hall Affinis (Tokyo) on December 24th, 2017.

女声合唱作品《失われたテキストを求めてIV》が、西川竜太氏指揮の女声合唱団「暁」によって初演されます。


女声合唱団 暁 第10回演奏会
2017年 12月24日(日)18:00開演
JTアートホールアフィニス

全席自由2000円(当日2500円)

横島 浩(b.1961)/ 目覚めⅡ(委嘱新作・初演)
山本裕之(b.1967)/ 失われたテキストを求めてⅣ(委嘱新作・初演)
篠田昌伸(b.1976)/ 女声アンサンブルのための「この世の果ての代数学」(委嘱新作・初演)詩:野村喜和夫
新美桂子(b.1983)/ 何んでも無い(委嘱新作・初演)
近藤 譲(b.1947)/ 女声合唱のための歌二篇(2013委嘱作品・再演)詩:蒲原有明

chorus-akatsuki@excite.co.jp


《失われたテキストを求めて》のシリーズは4作品目となります。この作品では、私自身はテキストの代わりに数字が音符に振っている楽譜を提供し、奏者が演奏の度にどこからかテキスト(何でも良い)を選んできて音節に分けて楽譜にはめ込んでいくというものです。したがって、実質的にこの(シリーズの)曲は作曲者と演奏者の相互協力によって曲が出来上がり、また演奏の度にその「内容」も変わります。今回の《失われたテキストを求めてIV》では初めて、一つの作品内で二つの異なるテキストが同時にはめ込まれるようにしているので、聞こえてくる言葉の意味はかなりちぐはぐになるはずです。

 

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