《斜交葉理》の再演(高知、広島)
Cross Lamina for two guitars, composed this year and have been performed in Nagoya and Tokyo, will be performed in Kochi and Hiroshima early next year, by same performers of premier.
Kochi: 7 January 2023 / Hiroshima: 9 January 2023.
2本のギターのための《斜交葉理》。
初演は名古屋、次に東京。2023年は高知、広島と続きます。
演奏はもちろん山田岳+土橋庸人のギターデュオです。
まずは高知。こちらはチラシがありません。facebookの告知をご参照ください。
山田岳(やまだがく)×土橋庸人(つちはしつねひと)DuoLive
2023年1月7日(土)18:30
Clef
入場料 3,000(当日+500)
Program:
山本裕之《斜交葉理》
H・ラッヘンマン《コールドウェルの為の祝砲》
シモン・ステーン=アナーセン《Drownwords》
川島素晴《Das Lachenmann Ⅱ》
渡辺裕紀子《薄目を開いて》
F・ロミテッリ《月と水》
次に広島。こちらはサックスの加藤和也さんとの企画です。
コンサート2 + 1
山田岳・土橋庸人・加藤和也
2023年1月9日(祝・月)15:00 開演
Le Reve 八丁堀
入場料 3000、学生1500
Program:
シモン ステーン=アナセン《Drownwords》
川島素晴《Das Lachenmann Ⅱ》
マックス E. ケーラー《Moblie》
田中吉史《eco lontanissima IVb》
田中吉史《道路交通情報の形式によるソロ》
山本裕之《斜交葉理》
渡辺裕紀子《薄目を開いて》
本当はツアーに一緒に回りたいところです。
曲についてあらためて簡単に説明すると、一本のギターは通常調律、もう一本は3/4音低い調律です。なので常に4分音ずれた響きで演奏されます。
それに加えて私の曲にはあまりないことですがノイズ(つまり拡張奏法)が多用されています。様様なノイズの中から4分音の響きが浮かび上がります。
これをお二人が見事にやってのけた東京再演の動画がこちらです。↓
でも4分音は生で聴いてこそですよ(なんか、こないだから言い続けている)。
いうまでもなく今回の二つの公演はプログラム自体がまたすごいので、四国と中国地方の人はぜひ生演奏でご体験ください。