[境界概念]作品について⑤《水平線を拡大する》
「境界概念」では改訂初演を除いた純粋な新曲(って言い方も変ですが)が2曲あります。四分音を横の方向に流れる「線」にぶつけるか、縦である「和音」にぶつけるかの趣旨の違いを明確にしてあります。《水平線を拡...
「境界概念」では改訂初演を除いた純粋な新曲(って言い方も変ですが)が2曲あります。四分音を横の方向に流れる「線」にぶつけるか、縦である「和音」にぶつけるかの趣旨の違いを明確にしてあります。《水平線を拡...
今年の4月に北嶋愛季さんによって初演されたチェロ独奏曲で、タイトルは「しきいの踊り」という意味です。「しきい」というのは「閾」あるいは「敷居」のこと、つまり「境」を意味しますので、今回の個展のテーマに...
なんともおおらかな雰囲気が漂うタイトルですが、4分音とややこしい単位のリズムが入り乱れる速い曲なので、演奏者はおそらく必死です。 今回演奏されるのは、元々クラリネットとユーフォニアムの作品をヴィオラと...
11月6日の個展「境界概念」のテーマは「四分音衝突」です(CD『輪郭主義』と基本的に同じです)。10数年しつこくやって来たことですが、とにかく4分音が衝突したときに歪んだ音が個人的には心地よくやみつき...
11月6日の個展に向けて、演奏・上演される作品について書いていこうと思います。 先日の8月7日、加藤和也さんによって広島で再演された《讃歌》(2022)はアルトサックスとサウンドトラックのための作品で...
Anthem for alto saxophone and soundtrack will be performed again in Hiroshima on 7 August, by Kazuya...
The first proper solo string piece for me in effect, called Dance of the Threshold, will be premiere...
ニコロ・パガニーニの《24のカプリス》はヴァイオリン・ソロの作品集として非常に、極めて有名かつ重要な作品ですが、その中からユーフォニアム用に編曲したものがいまのところ3曲あります。そのうち「第17番」...